引越しの混載便って何?デメリットや取り扱いのある業者もチェック!

長距離引越しなら混載便で節約

長距離での引越し料金は家族単位だと10万円を簡単に超えることも珍しくはありません。

少しでも費用を抑えたい方にお勧めしたいのが混載便です。費用面やデメリット等も併せて一つの格安な運搬方法として是非チェックしてみて下さい!

 

混載便とは?

まず混載便とは同じ県外へ向かう荷物を、一旦同じ場所に集め、一定量集まったら、トラックでまとめて輸送するという方法です。

(混載便は、荷物を運搬する皆で費用を出し合う事から割り勘便とも呼ばれます。)

 

混載便の仕組み

 

業者も荷物を一気に効率よく運べるため、作業にかかる人件費、燃料代のコスト削減が出来るため安く出来る仕組みになっています。

 

通常利用するチャーター便(トラック貸し切り便)だと、移動距離の長さで料金が加算(10km伸びるごとに約1000円増加)されていく計算システムのため、引越し運賃が異常に高くなる事があります。

 

しかし、この混載便を利用したことで、見積もり額から半額にまで料金が下がるケースも少なくありません。

 

混載便のデメリットは?

料金が格安な分、混載便にもデメリットがあります。

 

まず、一定の荷物が集まるまで出発できないため、日程調整に余裕を持てる方が対象となります。

(通常は荷物の集荷から出発まで一週間ほどが目安で、搬出・搬入日、時間指定も出来ません。

 

次に、荷物の積み替えがある為、稀に荷物の紛失や破損・故障等のリスクがあります。

(集荷先に仮置きからトラックに積み込み⇒中継地点で載せ替え⇒配送先で載せ替え等複数のトラックを利用します。)

 

また、近・中距離には不向きの運搬方法のため、長距離引越しでしかご利用できません。

(距離数は取り扱う業者により異なりますが、東京→大阪間など500㎞以上の配送距離が必要)

 

混載便とチャーター便の比較表
比較内容 混載便 チャーター便
時間指定 ×
お届け日数 1週間~2週間 最短当日
紛失・破損リスク
距離数 500㎞以上の長距離のみ すべて対応

 

デメリットの回避策としては、

お届け日数に関しては、引越し先が実家であったり、生活必需品がある程度揃っている方、単身引越しで家具や家電が賃貸物件に揃っている方にはお勧めです。

 

紛失や破損リスクは引越しにはつきものですが、必ず『運送業者貨物賠償責任保険』もしくは『引越し保険』に加入している業者を選んでください。

 

距離数が短い場合は、混載便は使えませんが、近距離輸送に向いている格安な積み切り便という運搬方法もあります。

 

混載便を取り扱っている引越し業者は?

混載便を取り扱っている業者は、全国に配送ルートがある大手業者や長距離の引っ越しを得意とする業者に多いです。

 

サカイ引越センターのご一緒便

サカイ引越センターにあるプランご一緒便も混載便と同じサービスです。

日程に余裕があり、単身者や少ない荷物を遠方に送りたい方にお勧めです。

例えば大型家具なら梱包、搬出、セッティングまで全てお任せ出来ます。

補償に対しては、サカイに過失がある場合は約款に基づき補償され、また別途個人で引越し保険に加入することも可能です。

 

引越しのプロロ

引越しのプロロは、長距離の引っ越しを専門としているので長距離がとにかく安い引越し業者です。

また、プロロの混載便はお客様の荷物をそれぞれ完全に分離して運搬するため誤配送の防止にもなります。

料金についても、通常土日祝日は割増料金になりますが、プロロは平日と同等の割り増し無し料金になります。

 

カルガモ引越しセンター

カルガモ引越しセンターには単身引越混載便があります。

単身者だけでなくご家族でも荷物量が少なければご利用できます。

東京→大阪間はもちろん、北海道から九州までなど全国の遠方引越しにご利用できます。

最安32000円~で通常料金の60%程度で長距離引越しが可能です。

 

混載便は、大手でも多くの業者が採用していますし、中小でも長距離輸送を得意としている業者なら扱っています。

ぜひ、見積もり時に料金を安くしたいんだけど・・と伝えれば混載便以外にも安いプランを案内してくれるので遠慮せずに質問して下さい!