引越し業者と宅急便・宅配便ならどっちが安い?料金を徹底比較

引越し業者と宅急便どっちが安い

 

引越し業者を選ぶべきか、宅急便を選ぶべきか、どちらの方法がお得になるのかは荷物量や大きさによってケースバイケースバイです。

 

結論から先に述べると、

 

段ボールに梱包できる荷物のみの引っ越しでかつ10箱以下なら宅急便が安いです。

 

段ボールが10箱も20箱もありその他に小さい家電など荷物が多い場合は、単身パックを利用した方が安いです。

 

段ボールは少量だけど、他に大型家具や家電がある場合は、家財用の宅急便と併用するのがお勧めです。

 

 

宅急便の計算方法や各社の料金

宅急便の料金は、距離と、大きさ、重さから料金が決まります。

 

大きさとは、段ボールの高さと幅、奥行きのすべての合計(㎝)によって決まり、その合計がサイズになります。

一箱あたりのサイズは最小で60サイズ、最大で160サイズになり、重量は最大25kgまでとなっています。

宅急便各社の料金表(同一エリア内)
サイズ/業者 クロネコヤマト 佐川急便 ゆうパック
60 930 770 810
80 1150 1045 1030
100 1390 1386 1280
120 1610 取扱無し 1530
140 1850 1848 1780
160 2070 2068 2010

(関東エリア⇒関東エリア内での発送費用です。2022年7月時点)

 

例えば、160サイズを10箱も送るとなると、費用は20000円強かかるため、この場合は単身パックを利用した方がお得になるケースがあります。

 

また、宅急便は即日の回収も可能で、日時指定も出来ますが、段ボールに入る荷物だけしか運べない点に注意して下さい。

 

 

ダンボールと、段ボールに入らない大きな家具や家電がある場合

 

次に、もし、段ボールに梱包出来ない大きな家具や家電類がある場合は、クロネコヤマトのらくらく家財宅急便佐川の単品プランを併用する方法もお勧めです。

 

 

クロネコヤマトのらくらく家財宅急便公式サイトで見ると、

らくらく家財便料金表(同一エリア内)
荷物の例 サイズ(3辺合計のトータル㎝) 料金(税込み価格)
電話機やハードディスクレコーダー 80 1,540
炊飯器 120 2,200
ストーブや扇風機 160 3,190
椅子や小型タンス 200 4,400
洗濯機や単身用冷蔵庫 250 7,535
ソファーや食器棚 300 10,945
大型冷蔵庫やシングルベッド、自転車 350 16,555
ダブルベッドや大型タンス 400 23,375

(2022年7月時点での価格表です。)

その他の地域では、高さ165cm+幅80cm+奥行40cm=285cmになる大型家具を東京から大阪に運んだ場合に、一つの荷物で相場として12,375円。

 

その他の料金例を挙げると、東京から札幌まで布団、カーペット、洗濯機を送ると相場でおよそ25,000円くらいです。

 

また同じ条件で単身冷蔵庫、簡易ベッド、本棚、自転車を送るとおおよその相場で80,000円くらいになってしまいます。

 

らくらく家財便は、お荷物が1点のみなら料金は安いのですが、複数点ある場合は割高になってしまいます。

 

ですので、3点4点と家具や家電が複数ある場合は、引越し業者にまとめて輸送してもらった方が安くなるケースがあります。

 

 

段ボールや小さい家電のみの場合

 

三点目のダンボールや小さい家電類だけであれば、単身パックを利用する事を考えた方がお得になります。

 

例えば、ヤマトの単身引っ越しの場合は、1.04m×1.04m×1.70m=1.83m3に対応しているボックスで、

入る荷物量は、

  • ダンボール10箱、
  • 衣装ケース3個、
  • 布団、
  • 冷蔵庫、
  • 洗濯機、
  • テレビ

 

などの少ない荷物なら格安で引っ越しが出来てしまうのです。

料金の相場としては、関東エリアで同一市内であれば、23,000円くらいに抑えられるため、宅急便で送るよりも安くなります。

また、日通の場合は、

  • 単身パックSサイズは19,800円~
  • 単身パックLサイズは22,000円~

とこちらも安くなっております。

 

他にもアリさんマークの引っ越し社では、段ボール10箱だけに対応しているプランもあります。

 

単身パックは思いのほか、たっぷり荷物が入りますが、荷物の形状によっては入りきらないものもあるので、事前にサイズの確認が必須です。

 

小物類以外であれば梱包も不要ですし、約束時間サービスを利用すれば時間指定も出来ます。

 

その他、ウェブでの割引、平日割引も適応されるので、それらをうまく併せてみると格安で引っ越しが出来ることになりますね。

 

 

宅急便が一番安いと決めつけずに、色々な業者のプランを比較する事が大切です。