コンテナ便引っ越しの料金相場や業者が詳しく分かる!お得に長距離引越し!

長距離の引っ越しならJRコンテナ便がお得!

 

鉄道コンテナ便は、その名の通り、JR鉄道のコンテナに引越し荷物を積み輸送する方法です。

 

こちらは、ご利用できる業者に限りがありますが大手では日通やクロネコヤマト、アリさんマークなどで採用しています。

 

コンテナ便は長距離の引っ越しと相性が良く、距離が延びれば延びるほどお得になる方法のため、近距離の引越しではご利用できません。

(移動距離が500km以上の場合は候補に入れてみましょう。東京⇒大阪間500km)

 

料金が安くなる理由は、トラック一台を長距離輸送するより、鉄道で大量の荷物を一気に運んだ方が燃料代や人件費の節約となる為です。(混載便と同様です)

 

鉄道ではトラック運搬のような渋滞もなく、時間通りに引越し作業を進められるのもお勧めポイントです。

 

また、コンテナを一時預かり倉庫としてご利用も可能なので、集荷時期をずらしたい方にも便利です。

 

鉄道コンテナ便を使う際の作業の流れ

JRコンテナ便を使った引っ越しの流れ

鉄道コンテナを実際に引越しで使った際の流れは、

  1. 指定日にトラックがご自宅まで集荷に来て、荷物を積み込みます。
  2. JR駅にてコンテナに全ての荷物を詰め変えます。
  3. 目的地に到着後はまた同様にトラックに積み、新居先に搬入を行います。

 

ただし、業者によってコンテナをそのまま大型トラックに積み直接積み込む場合もあるため、立地条件によっては車が通れない、駐車できないケースもあるため、事前に確認を行って下さい。

 

鉄道コンテナ便を使う際の注意点

コンテナ便利用時の注意点は荷物の積み替えが通常の引越しより多い(3回)ため、故障の原因や紛失のリスクが高まる点です。

 

搬入時には、必ず当日に家電の動作確認と段ボール数のチェックを忘れずに行って下さい。

 

また、依頼した業者の営業所が引越し先に無い場合は、荷物の搬入が下請け業者に変更される場合があります。

 

鉄道コンテナ便の料金の決まり方や相場は?

鉄道コンテナ便を使う際に係る料金は、

  • 配送料(荷物の集荷料金)
  • 鉄道運賃(鉄道利用料)
  • 到着料(搬入料金)
  • 付帯料金(荷物の保管料等)

の合計で計算されます。

配送料・到着料

引越し元の荷物を集荷し発送駅まで運ぶ料金が配送料、到着駅から新居先までかかる料金が到着料です。

配送・到着料の料金
距離 費用
10㎞以内 9,430~11,060
10km超え~50㎞以内:10㎞につき 2510
50㎞超え~100㎞以内:10㎞につき 2070
100㎞超え:10㎞につき 1530

例えば、

  • 引越し元の家から発送駅まで10㎞以内の場合は、配送料が9,430円
  • 到着駅から引越し先の家まで20㎞の場合は到着料が9430円+2510円=11940円
  • トータルで21370円かかります。

鉄道運賃

鉄道運賃は、コンテナ貨物の輸送運賃です。

  • 東京→大阪間の500㎞で計算した場合、鉄道運賃は33,190円
  • 東京→福岡間の1000㎞で計算した場合、56,820円
  • 東京→札幌間の820㎞で計算した場合、48,840円

およその目安ですがこれだけ鉄道運賃のみでかかります。

付帯料金

付帯料金は引越しだと、荷物を保管してもらいたい場合に係る費用なので特に関係ありません。

 

相場料金を計算

引越し元・引越し先の駅までの距離が10㎞以内として相場を出します。

  • 東京大阪間では、52,050円
  • 東京福岡間では、75,680円
  • 東京札幌間では、67,700円

一方、引越し業者で料金相場は、4人家族で

  • 東京大阪間では、23,8000円
  • 東京福岡間では、26,8000円
  • 東京札幌間では、381,000円

と引越し業者のチャーター便よりもコンテナ便の方がはるかに安いことが分かります。

鉄道コンテナ便を取り扱っている引越し業者は?

鉄道コンテナ便は様々な業者で取り扱っていますが、ここでは代表的な業者を紹介します。

日本通運の鉄道コンテナ輸送

日本通運で取り扱っているコンテナは2種類で

  • 2tコンテナ(単身など荷物量が少ない人用)
  • 5tコンテナ(4人家族など荷物量が多い人用)

一時保管にも対応しており搬出・搬入・設置まで行い、時間指定も可能になっております。

アリさんマークの引越社のエコリーズナブルパック

アリさんマークの引越社でも長距離引越しに向けてのコンテナ便を扱っています。

流れとしましては、

  1. アリさんのスタッフが荷造りや搬出作業を行います。
  2. 提携業者のコンテナを積んだトラックに直接荷物を積み込みます。
  3. 列車で最寄りの駅まで運び、コンテナごと引越し先に向かいます。
  4. 引越し先でアリさんのスタッフが搬入作業を行います。

アリさんの作業内容だと、荷物の積み替えを一切行わないので、破損や紛失のリスクがグッと下がります。

カルガモ引越しセンター

カルガモ引越しセンターは長距離の引っ越しを得意としており、JRコンテナ便での対応も可能です。

長距離引越しプランなら特典が多くあり、

  • 梱包資材の配布
  • ハンガーボックスの無料レンタル
  • 自転車の輸送・50㏄原付バイクの輸送が無料
  • トランクルームも最大1か月間無料

さらに、料金も安く、東京大阪間がご家族の引っ越しで81,600円~とお得な費用で引越せますのでお勧めです。

 

ヤマト運輸の鉄道コンテナサービス

ヤマト運輸にも鉄道コンテナサービスがありますが、法人向けのサービスとなっています。

ですので、ヤマト運輸の引っ越しサービスに直接依頼するか、提携している引越し業者で依頼するかのどちらかでのご利用となります。

また、最大10日間までのコンテナ保管が無料となっています。

 

以上、コンテナ便を扱う引越し業者は多く、料金はマチマチなので出来るだけ多くの引越し業者の見積もりを取ってみましょう!